子供 胃腸 炎 親 うつる
- wilfrido179saggs95
- Sep 25, 2022
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感染性胃腸炎が子供から家族へうつる場合について 関連記事 ノロウイルス胃腸炎の感染・原因 2枚貝(特に牡蠣)や井戸水などにいるウイルスを口にすることで感染します。 また、 感染した人との接触や飛まつ感染による感染リスクが非常に高い感染症です。 牡蠣などからうつるため、誤解されやすいですが、ノロウイルスは食品で増殖することはありません。 人の腸内で増殖をするため、 人から人への感染が多く、広がりやすいといえます。 また、少量の菌でも感染力が強く、便や吐しゃ物を放置するとその中で1か月以上菌が生きています。 嘔吐の症状が多いですが 2、3日で症状が弱くなり、1週間程度で治るのが一般的です。 また、大人の場合は、子どもより病気の期間は短いが症状が多くなる傾向があり、下痢も多いと言われます。 逆に子どもの場合は、軽めの症状が長く続くことが多くなります。 ノロウイルス感染の診断法 確定診断をする場合は、15分ほどでわかる迅速検査キット(インフルエンザのような)で行います。 ただし、診断をつけても対処法は変わらないので、夜間の救急外来ではあえて検査をしない場合もあります。 スポンサードリンク ノロウイルス感染の予防法 原因になりやすい2枚貝などを食べる際にはしっかり加熱をすることが大切です。 また、人から人、特に患者の吐しゃ物や便などから感染することが非常に多く、ウイルスは空気中にも舞ってしまいます。 排せつ物などを処理する場合は、手袋だけでなく、マスクや使い捨てのビニールエプロンをして、完全に密閉して捨てるなど、極力触れないようにすることが大事です。 洗濯物も分けると良いでしょう。 ノロウイルスは一般的な消毒薬が効かないため、患者の服や室内の除菌は 「塩素系」の物で消毒するようにしましょう。 衣類の場合は煮沸も効果があります。 手洗いも感染防止には重要です。 ノロウイルス胃腸炎の治療法 嘔吐や下痢などでウイルスを体外に追い出すので、 自然治癒を待ちます。 ただし、嘔吐がひどい場合は、脱水防止に吐き気止めを使うこともあり、乳児の場合は特に吐しゃ物がのどに詰まることがあるので、注意して見守りましょう。 脱水には、 塩分を含む経口補水液や味噌汁・コンソメスープなどを使用すると良いでしょう。 お茶や水だけだと、余計にだるくなって力が入らなくなってしまうことがあります。 水分補給は少量ずつ小まめにするとよいです。 脱水がひどい場合は、点滴をすることもあります。 学校への登校、登園の時期について 子どもの場合、感染防止のため、 2週間程度は登校、登園はしない方がいいと言われます。 ただし、症状などによっても異なることがありますので、医師と相談して決めた方がいいでしょう。 その他 妊婦が感染した場合、母子感染などの心配はないですが、脱水には気を付けましょう。 ロタウイルス胃腸炎 5歳以下の子どものほとんどがかかると言われる胃腸炎です。 関連記事 ロタウイルス胃腸炎の感染・原因 患者の経口感染、飛まつ感染、吐しゃ物などからの感染です。 予防や対策、妊婦の注意事項はノロウイルスとほぼ同じになります。 ロタウイルス胃腸炎の症状 白い水のような下痢便が出るのが大きな特徴です。 潜伏期間は2~4日、症状は嘔吐、発熱、腹痛、下痢となりますが、熱が出ることが多くなります。 また嘔吐よりは下痢が長く、症状は1〜2週間程度続きます。 大人の症状 抗体が出来ているため、感染しても症状が出ないことが多く、症状が出ても、高熱、倦怠感など普通の風邪に近いことが大半です。 ロタウイルスの合併症 脳炎、けいれん、肝機能障害、心筋炎、腎不全、腸重積などを起こすことがあります。 診断法 確定診断をしないことも多いですが、確定診断をする場合は、便の検査(迅速診断検査(イムノクロマト法)を行います。 15分〜20分程度で結果が出ます 治療法 ノロウイルスの治療法と同様に、...
人から人へうつる胃腸炎とは~胃腸炎の種類と予防法~
- 目次 -• 感染性胃腸炎とは 感染性胃腸炎は別名「胃腸かぜ」や「お腹のかぜ」とも言われており、子どもから大人までうつりやすく、感染の拡大を引き起こしやすい病気です。 症状は主に嘔吐と下痢、発熱などの症状を引き起こします。 感染性胃腸炎にはウイルス性のものと細菌性のものがあります。 感染経路としては、外出した時にウイルスや細菌が建物や室内の空気中に浮遊していて吸い込んでしまったり、感染性胃腸炎になった人からドアノブ等を介してウイルスや細菌が子どもの手に付着し、その手で顔や口を触った際に経口感染してしまうようです。 ウイルス性の感染性胃腸炎の特徴について ウイルス性の感染性胃腸炎としては、ノロウイルスとロタウイルスの二つのウイルスが主にあ
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